重岡くんの10000字インタビューの話

ブログ一発目の記事に相応しい記事かどうかは分からないが、ちゃんと自分の中で整理したかったのと、以前から文字起こしブログが作りたかったので、これを機にブログを開設した。なのでたぶんこれが一発目に相応しい記事だろう。今の自分の中のウェイト的にも。ということで重岡くんの10000字インタビューの話。

 

というところまで年末に書いていたのにこんな時期になってしまった。なので改めてインタビューを読み直してみた。

 

10000字ロングインタビュー

ジャニーズWEST

『裸の時代 ~僕がJr.だったころ~

第46回 重岡大毅 (ジャニーズWEST)』

 

結成に関しての話の際何度も登場する「美談にしたくない」というフレーズが非常に印象的だ。これから話すことが美談として受け取られることを分かっているからこそできる発言である。そしてこのエピソードをそのまま美談にしておいてもいいはずだが、彼はこれを終始貫く。この部分を徹底するのは、メンバーを加えたことを"情け"だと思われたくないという、このあと度々彼の口から発せられる”ブレたくない気持ち”の片鱗なのかもしれない。

ここからはこれまでの話。

自分の過去のことなのにとても分析できているのは、今まで外に発信する機会がなかった、もしくは意図的にしなかったにせよ、要所要所で自分について考える機会を持ってきたからなのだろう。”クソガキ”であった過去の自分を黒歴史と言いながらもそれを打ち明けられるのは、それを経て今現在の彼が”クソガキ”ではなくなったからなのかもしれない。

俺、踊ってるときに笑ってたからやって。

計算で笑ってたわけじゃなくて楽しかったんです、踊るのが。

2008年にジャニーさんから ”Hey!Say!7WESTに入ってみない?”って聞かれたんですよね。

俺、最初、”イヤ”って言ったんです。

(中略)チャンスなんて何度あるかわかんないのに。

彼を表す言葉として”アイドル”というのは非常に的を得ていると思う。笑顔が素敵で爽やかな好青年。これが今現在の彼のパブリックイメージであり、今後も背負っていくだろう。しかしこれまでのインタビューやTV、ラジオでの立ち居振る舞いからはどのようにしたら注目を浴びるか、気にかけてもらえるか、ということを十二分に踏まえたうえで意図して動いているな、と見受けられるものも多い。

僕、捧げてきたんで、ジャニーズに。人生も、青春て言う青春も全部。他の道なんて存在しなかったし、この世界がなくなることが怖かったんで

持ち前の好感を持たれるルックスや人懐っこいキャラクターだけでなく、その仕事に対する姿勢も彼の武器だ。改めて今後の活躍を応援していきたいと感じた。